切り絵・絵画・粘土等、マルチな才能を様々なツールで作品に昇華して来た美術作家いしかわゆかの彫金ライン。
そこはかとない哀愁と憂いを帯びた、優しく力強い作風が光ります。
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「かみさま」
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それはきっと、無垢で、不器用で、無邪気な「かみさま」だった。“
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無垢で、不器用で、無邪気な「かみさま」が作り上げた造形物。
だから、少し歪だったり、くすんでいたり、絡まっていたり。
粘土や糸や、そういうもので遊んでいるようだったりします。
でも、かみさまなりに真剣に作っています。
私にとってのかみさまは幼い姪なんだけど、身近に信じる対象物が存在すると、信じる事が少し容易くなると思うんです。
祈り易いし、救われ易い。
かみさまが作ったアクセサリーが、ほかの誰かにとってもそういう存在・対象になればいいなという想いを込めて。
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yuka ishikawa 作品を象徴するモチーフである蝶。
切り絵から型取り制作された指輪となります。
光に呼応して指周りに広がる羽(影)が何とも美しい一品です。
こちらのデザインはピンキーリングを念頭に制作されたアイテム。
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素材:真鍮